本当に買い？？ スマートフォン最新機種を徹底解剖

最近、雑誌やワイドショーなどで「スマートフォン」という言葉をよく目にする。パソコンに近い機能を持つ、スマート（賢明）な携帯電話のことで、国内の携帯大手３社が相次いで新機種投入を発表するなどして話題になっている。さっそくケータイから乗り換えるべきなのか、それとも様子見か、探ってみた。

新機種投入の先陣を切ったのは、最大手のＮＴＴドコモ。米グーグルの基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を搭載した「Ｘｐｅｒｉａ（エクスペリア）」を１日に発売した。

ＫＤＤＩ（ａｕ）は、グーグルと米マイクロソフトのＯＳを搭載した２機種を６月下旬に投入。ソフトバンクも、すでに販売している米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」に加え、グーグルのＯＳを搭載した新機種を４月下旬以降に発売する。

スマートフォンはビジネスマンにとって、どれだけ便利なのか。ＩＴに詳しいジャーナリスト、西田宗千佳氏は次のように指摘する。

「最大の特徴はパソコン用のメールをやりとりできること。パソコンに来たメールに出先で返信できるので仕事相手へのレスポンスも速くなります」

ほかにも、パソコンで見ているウェブサイトの閲覧やワード・エクセルの編集、スケジュール表をパソコンと同期させることも可能。「商談中に調べ物をしたり、情報をチェックしたりでき、仕事の効率も上がるでしょう。必要なソフトは自分で追加できます」と西田氏は語る。

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